たったこれだけ。室内用塗装環境の作り方を解説
こんにちは。
今回はエアブラシの塗装環境の作り方について説明します。
エアブラシは本当は外で塗装するべきなのですが、冬や夏は外で塗装しにくいので、室内で塗装したいですよね。
そこで、具体的な塗装環境の作り方を解説します。
環境
溶剤を吹き付けるため、換気が可能な塗装環境 が必要です。また、塗料には水性のものは少ないので(アクリジョン、シダテルカラーは水性です。)汚れるのを防がなければなりません。
準備する物
ハンドピース(エアブラシ)
コンプレッサー
塗装ブース
おすすめ↓
乾燥台
クリップ付き塗装用持ち手
新聞紙
キッチンペーパー(⚠️キムワイプ推奨)
塗料
希釈液
洗浄溶剤
塗料皿
混ぜ棒
いざ塗装環境を作る
机
まず、机を準備します。
安定して、多少汚れてもいいものを選びましょう。
塗装ブースのダクトを伸ばすため、できるだけ窓の近く におくことをお勧めします。
敷いて汚れを防ぐ
次に新聞紙を引きます。
1枚だけだと塗料をこぼした時に、塗料が新聞紙に染み込んで机を汚すことが多いです。
そのため、最低でも新聞紙は2枚以上引くと良いと思います。また、汚す前提で大きめのカッターマットを引いても良いでしょう。
塗装ブース
塗装ブースを設置します。
このとき、塗装ブースは段ボールに新聞紙を詰めただけの簡易塗装ブースではなく、ダクト(ホース)で排気ができるもの にしてください。
塗装ブースの購入については下からご検討ください。
塗料を拭き取る際は・・・
塗装で使用するペーパーはキッチンペーパーではなく、キムワイプをおすすめします。
理由としては繊の落ちやすさの違いです。
キッチンペーパーでエアブラシの内側を拭くと、 キッチンペーパーの繊維が溜まり、詰まりやすくなりますエアブラシのハンドピース内にす。
それに対してキムワイプは繊維がかなり落ちにくいため、ハンドピースは詰まりにくくなります。
キムワイプは模型店で安価に売られていることもあるため、探してみてください。
乾燥台と持ち手
パーツを手で持って塗装はしにくいため、
クリップがついた塗装用の持ち手棒でパーツを掴み、
乾燥台(猫の爪研ぎで代用可能)に持ち手ごと刺して乾燥させます。
最後に
塗料とそれを薄める溶剤、エアブラシを洗浄するツールクリーナー、エアブラシとコンプレッサーを設置して、塗装環境の完成です。
⚠️塗装時には塗装用マスクや手袋、エプロン、ゴーグル等をつけましょう。(最低限マスク)
今回はエアブラシの塗装環境の作り方について解説しました。近いうちにエアブラシの塗装方法の記事も投稿するので、是非そちらもご覧ください。
おわり